アメリカ不妊治療記

ICSI(体外・顕微授精)PGT-Aで妊娠・出産⇒第二子不妊治療

凍結胚移植当日

凍結胚移植日当日の流れ

移植を終えて帰宅しました。
アメリカでの不妊治療は、さくさくっと進んだようでここまでくるのに案外長かったような気がします。
一番の原因は自分たちの都合と、コロナ感染なんですが…(苦笑)
最短で出来れば7月末、8月頭くらいには移植周期が開始できてました。

最初のコンサルテーションに行ってからは5か月くらい。

そんなこんなでやっとできた凍結胚移植の当日のレポです。
時間に沿って書き留めておきます。

☆持ち物
  • 500mlペットボトル
  • ID

スケジュール

10:40 最後のトイレ後出発

結構頻尿ぎみなので、ほっといても2時間後には溜まるだろうと思い、ほとんど道中水は飲まずに行きました。

11:30 受付

私の場合は毎回夫が付き添ってくれるのであまり変更はなかったのですが、バリウムを服用するため必ず運転者が必要といわれていました。
20分前くらいについちゃったのですが、建物内冷房ガンガンなのはわかっていたので、車でギリギリまで粘りました。
着いたら即ペーパーワーク。
今回は事前にメールでフォーム記入などはなく、その場で4枚くらい渡されて個人情報、保険、病歴などを記入しました。

11:40 待機部屋個室へ

ここで私の病衣と合わせて付き添い者の夫のガウン?も渡されました。
今回は移植だけのため、下半身だけ衣服を脱ぎました。
行く前は夫が自分は入れないよ、とか言ってたので、ちょっと心配してましたが、ちゃんと一緒に入れることが確定。
いつもは私だけ病衣のところを、今回は夫も病衣らしきものを着ているのを見ると、一緒に受けに行く気分がしてうれしかったです。

ここでまた4枚ほど追加で書類にサインなどをしました。
その中の一つに、術後の注意点という紙があって、そこに撮影できます(スタッフの顔はうつさない)と書いてたので、ちゃんとビデオが撮れるか念のため確認しながら待ちました(笑)

11:50 胚培養師さんが移植する胚の説明

今まで胚のグレードなども全然伝えられなかったので、結構淡々としてるクリニックだなと思ってたのですが、意外にも胚の写真を持ってきてくれました。
どの部分が赤ちゃんになって、どの部分が胎盤になる…などと説明されて、
「とてもキレイなEmbryoですよ!」
と言ってもらいました。(いまだにグレードは分かりませんw)

どの胚、性別をわかっている場合は性別かの最終確認をされて、質問は?と聞かれましたが、全然何を聞きたいか出て出てこなかったです;
夫は「君に似てるね!」と安定のジョークを飛ばしてました(笑)

12:05 バリウムの服用

バリウムは飲んでも飲まなくてもいいけどどうする?といわれたのですが、子宮もリラックスして収縮が起きにくくなるということだったので、飲むことにしました。
一度産婦人科の検診で子宮にカメラを入れた際に、その後子宮がけいれんを起こして、失神しかけた事があるので…。
注意事項説明の時も、禁止されている事の説明として何度か「子宮の収縮は避けたいため」といわれたので、収縮が着床の妨げになるのだろうと思います。

12:20 ドクター挨拶

ドクターからはどのように移植が行われるかの説明を主にされました。
チューブを入れて、ちゃんと子宮内に入っていくかモックをした後、培養師が胚を持ってきて入れていきますよ、というような感じだったと思います。

12:30すぎ 移植

ほぼ予定時間に移植の部屋へ移動。
この時すでにバリウムが究極に効いていて、頭がぐらぐらしていたので夫に支えられながら移動しました。

夫は私の頭のあたりに用意された椅子へ。
もう一度名前と生年月日を確認。
私は脚を開いて固定されたら、いよいよドクターが管を入れていきます。
クスコの不快感はあったものの、その後は特に痛みなどはありませんでした。

その後、モニターに胚が吸い込まれる様子が映り、培養師さんがドアを開けて胚が入ったチューブがつながれたシリンジを持って入ってきました。
そこからはあれよあれよで移植完了。

ナースが、ここに見えてる気泡のあたりに胚がいるのよ、と教えてくれて、やっともう入っていることが分かったくらい(笑)
夫は何が起こっているかわからずただモニターを撮ってたらしい(笑)

最終、チューブに胚が残ってないかを確認したら完全に完了。

そのあとはすぐトイレに行って着替えて、一度血圧だけ測られて帰りました。

重いものをもったり、重労働する以外はあまり行動の制限はないのですが、今日はゆっくり、映画見たりして過ごしいます。
今まで受精すらしているのかどうかわからない状況しか経験がなかったので、今回自分のお腹の中には自分たちの子供(胚)がいると思うと特別な気分です♪

判定日はやはり不安ですが、今この時間も大切に過ごそうと思います。