アメリカ不妊治療記

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アメリカ/テキサスのとある病院での初診の流れ(12週4日)

初診の流れ、アメリカテキサス州の病院

久々に新しい場所に行くため、ちょっと緊張しながら迎えた初診。
私も色々とほかの方のアメリカ初診レポートを見ながら心の準備をしていました。
割とFirst trimesterの最初の方に初診に行かれていた方が多かった印象で、私のように13週近くなって初診になった人はいなさそうでした。

そのため、若干の相違はあるかもしれませんが、私の場合の初診の流れをまとめてみます。

診察前の準備

質問表の記入

受付で大量のペーパーワークをしなければいけなかった、という体験談が結構多いのですが、私の病院の場合は患者専用ポータルサイトがあり、「Questionnaires」というページに事前に入力の必要なドキュメントがたくさんアップロードされていました。

  • 人種の質問
  • 病歴の質問
  • 情報共有に関するコンセントフォーム

等が主な入力内容でした。

事前チェックイン

2日前くらいに予約を確定させるためのメールが届き、そちらを承認すると、e-checkinという事前チェックインができるようになっていました。
事前チェックインでは、

  • 住所や緊急連絡先
  • 保険ナンバーの確認(カード画像アップロード)
  • アレルギー
  • 飲んでいる薬
  • その他テキサス州のワクチン情報共有に関するシステム承認など

があり、受付でする作業を事前に行えました。

当日受付でチェックイン

事前入力と事前チェックインをしていたので、記入する用紙は3枚ほど。

  • 基本情報
  • 電話連絡先と留守電メッセージを許可するかどうか
  • 妊娠歴に関する質問(病歴はすでに提出しているので記入しなくていいとのこと)
  • 出産予定のお隣の病院への登録フォーム

で、診察までに記入をして、診察時に直接NPに渡すという感じでした。

腹部エコー

12週後半だったので、すでにFirst trimesterスクリーニングができるはず!と思ってたのですが、首の後ろの厚みなども今日見てもらえるんですか?と聞いたところ、赤ちゃんの向きなども整える必要があるので、今日はそれはしないとの回答。

色々と体の機能を細かくチェックしてもらうようにIVFの先生にも言われたのだけど、というと、『IVFの場合、通常の診察とは別に16-18週の間にスペシャリストの診察をして、またこのクリニックに戻ってくるというような流れになるから、次回ドクターの診察の際にもう一度IVFで授かった事を確認をして紹介状を出してもらうように』との指示が。

この時はそんな検査があるのか…とだけ思っていたけれど、20週前後にやるアナトミースキャンとは違うのか…家に帰ってから???です。
次回ドクターの診察の時にハッキリ違いを聞いてみようと思います。

NPによる診察

まずナースに迎えられ、体重測定と身長自己申告。
診察室に通されて、血圧、酸素濃度?を測りました。

その後、全部服を脱いで病院着に着替えるように言われ(ソックスはそのままでOK)、着替えをして待機。
※通常、後ろで紐を結ぶタイプだったのですが、心音やお腹のチェックもあるから前で結ぶようにとのことでした。なので、胸らへんがスカスカに空いて気持ち悪かったw

NPが入室し、現在の具合を聞かれて、食事面などについて簡単にアドバイスをもらい、話の流れで気になっている事をたくさん質問できました。
私の場合ドクターはクリスマスまでお休み中ということで、NPの診察になっていますが、初診からドクターの場合もあるかと思います。

その後触診など。
心音、胸周り、お腹の触診、この日はPap smearもしました。
とても明るく気さくなNPだったのですが、Pap smearでクスコが入った後も夫となにやら雑談していて(おそらく自然な流れで終わらせて怖がらせない配慮)、若干私一人おっぴろげで放置になってるのが気まずかったです(笑)

ラボで血液検査と尿検査

その後、ほぼ隣の部屋にあった併設ラボへ行き、血液を5本ほど取られました。
終了後尿検査もあるからと容器を渡され、どれくらい取ったらいいかわからなかったので聞くと、これ以上は入れないでと線を引いて渡してくれました。
大体容器の1/4弱、底から2cmくらいだったと思います。
私も容器とともにアルコール除菌シートみたいなものを渡されました。(ほかの方のブログでも、用を足す前にキレイにするためのシートが渡されるとあったやつ…!)
採ったらどうしたらいいかもわからなかったのでそれも質問。
このラボでは採ったあと、ラボの入り口にあるカゴに入れて帰るとのこと。
(トイレにボックスがあるタイプが良かった…)
★病院によってやり方が全然違うので、採ったあと無駄に尿を持ってうろうろする必要がないように、容器をもらったときに確認するのがおすすめです。

次回の予約と会計

次回はドクターとの予約が16週、20週で取れました。
というか、すごく混んでいるようで、何とかこの日とこの日は抑えられたから来てね!という感じ。ラボの間に、エコー技師やナースが受付と話をして進めていてくれたようで、感謝感謝です。
アメリカも最初は4週間に1回が通常の検診ですので大体の方が同じような時期に予約を取る事になると思います。

会計はCo-Payがなければその場では得になにも支払いしない病院でした。
後々2週間くらいしてからポータルのbillingページをのぞいたら、請求書が徐々に上がり始めていたのですが、大体血液検査と初診・エコーで$90.08の支払い。
日本でも初診は1万前後と見たので、大体同じ感じでしょうか…。
保険でCo-Payタイプの契約をされている方だと、一度の支払いが$50で済んだりもすると思います。

次回は2回目、初ドクターとの対面。
またはじめましてでどんな人なのかドキドキします。