アメリカ不妊治療記

アイルランド⇒アメリカの不妊治療記録。ICSI(体外・顕微授精)PGT-Aで妊娠・出産しました!

20週MFMで胎児スクリーニング

予約するまでにいろいろとあったスペシャリストのウルトラサウンド(アナトミースキャン/胎児スクリーニング/胎児ドック)に行ってきました。
Maternal Fatal Medicineという、ハイリスク妊婦が行くクリニックで、ドクターから紹介を受けると、このクリニックでOKが出るまで、通常産婦人科とこちらとの2つに通う事になります。

事前準備

予約と同時に新患用レジストレーションフォームが届いていたので、そちらに記入し、指定のメールアドレスへ送信。
予約日の2日前にクリニックから電話がありメディカルレコードについて確認がありました。
聞かれた内容としては

  • 病歴・手術歴(どこの病院でも聞かれること)
  • 薬剤アレルギーの有無
  • 今飲んでいる薬
  • 妊娠前の身長と体重
  • 出産予定日の再確認
  • 移植日
  • 不妊治療担当医
  • 遺伝子検査を妊娠前にしたか?
  • 遺伝子検査を妊娠後にしたか?
  • 性別をすでに知っているかどうか
  • 緊急時に輸血に同意するか
  • 遺書はあるか

といった感じでした。
一通り確認が終わった後で、当日の流れについて説明があり、質問があるかどうかを聞かれて終了。
知りたかった流れを説明してくれたので特に質問はありませんでしたが、念のため当日15分前到着でよいかどうかだけ聞きました。

当日

電話では5分あればチェックインできるといわれていましたが、予定通り15分前に到着。

チェックイン時にCovidに関する質問票に記入と、事前にレジストレーションフォームを送っていたので、白紙のフォームに(!w)サインだけするように求められました。

バイタルチェック

体重測定をし、診察室へ通されました。
そのまま案内してくれたナースが血圧を測り、スクリーンの生年月日と名前に間違いがないかだけチェック。
その後の流れを簡単に説明してくれました。

ウルトラサウンド

早速技師さんが入室し、衣服はそのままお腹だけ出してウルトラサウンド開始。

特に心臓はこの時期大事らしく、一番最初に時間をかけてチェック。
技師さんも
「今は集中しているから口数少ないけど許してね!」
みたいな感じで、超真剣に細部を拡大したりしながら一つ一つ心房や弁だけでなく、血液の流れなどを色々な角度からチェックしていて、それだけでも20枚くらい撮ったんじゃないかなというくらいでした。
この心臓の検査がまずすごい長くて、段々と腰が限界に…(笑)
お腹の子も刺激されたのか結構動くので、同じものをチェックしているのに測る場所が結構色んなところに動いていてそれも面白かったです。

その後は脊椎や内臓を確認し、性別確認へ。
もう女の子だと知ってはいますが、これで男の子じゃない?!とか言われる事あるのかな~とか思いながら見てました。
脚をきれいに閉じてたのでちょっと苦戦していましたが、何とかパーツの撮影に成功した模様。

そこからは腕の長さ、脚の長さ、手足の指などをチェックしてくれていました。
「この子腕長いわね!」と言われたときには夫の遺伝子だと確信(笑)
横顔の写真と正面からの3Dも撮ってくれました。

ただ右手だけどうしても頭の後ろに持って行ってあって動かそうとしても動かない状況。
丁度腰も限界に来ていたのですが、もぞもぞする私に気づいて技師さんが気を利かせて、ちょっと休憩も含めてトイレに行って歩いて、その後経腟エコーで子宮頸管を測り、それから再度挑戦することになりました。

が、最後までしっかりと右手が映る事はなかったみたいです(笑)

フィジシャンによるレビュー

技師さんはその場で了見を患者に伝えられないので、その後医師が入室し、説明を受けました。
まず、私がここにきている理由について。
35歳以上は自動的にハイリスクとして考え、IVFで妊娠の場合特に心臓などのチェックが重要になるためにこの検査をしているとのこと。
結果としては、
「あなたたちの赤ちゃんはとても健康だし、気になる障害はないわ!」
とお墨付きをいただき、一安心。
この場合、先ほど技師さんにも言われた右手の撮影がまだできていないので、もう一度ここにくる必要はあるけれど、その後は通常の産婦人科でのモニターだけでOKとのことでした。
質問はあるか、といわれ、夫がスクリーンに映っていた数値とその横にある平均について質問。
全て平均の幅には入っているけど一つだけ平均幅の中でも90%に近いものがあり、それは何?と聞くと、腕の長さ…!(笑)
技師さんにも言われたけど、やっぱり腕だけ長いみたい(手足じゃなくて腕だけ…笑)

次回予約とお会計

次回は本来4週間後でしたが、先ほどの医師に一時帰国するかもしれない旨を伝えて予約時期指示を2-3週間延ばしてもらっていました。
無事に次回の予約が済んだらこの日は終了。
念のため確認したのですが、お会計はまず保険会社にMFMから請求、その後請求書が来るか、CoPayの場合は次回受付で支払いとなるとのことでした。

予約まで時間のかかったMFMでしたが、スタッフもみんな親切で、何より1時間ほどじっくりと確認してくれたので、紹介されてよかったなと思いました。
また、この施設では3Dを採用していたため、3D顔写真も初めていただきました。皆さんもそうだと思うのですが、見れば見るほどかわいくてより会える日が楽しみになりました。