アメリカ不妊治療記

アイルランド⇒アメリカの不妊治療記録。ICSI(体外・顕微授精)PGT-Aで妊娠・出産しました!

31w4d 小児科の先生を決める

赤ちゃんが産まれてすぐに必要になる小児科への通院。
ホスピタルツアーの際に、その場でリストから選んで決めてもいいという事だったのですが、よさそうな先生に一応会っておこう、ということで、インタビューをすることにしました。
私が通っているOBは色々な分野の先生が所属するわりと大きな組織のクリニックなので、小児科医のインタビューも無料で行っているということでそのまま同じ系列クリニック内で探す事に。

一人目はバーチャルで面談を行い、中国系アメリカ人の方でとても話しやすく雰囲気も柔らかい良い感じの先生だったのですが、面談が始まる直前の事前電話連絡時にナースから、『この先生は8月でほかのクリニックへ行かれてしまうのですが、それでも面談しますか?』と…。(1週間前に予約したのに、今いうの!?)
とりあえず、仕組みなどは聞けると思ったので、そのまま面談したのですが、やはり最初の2回くらいしか見てもらえなさそう…、ということで、2人目の先生を探して面談することに。。。

2人目はバーチャル予約ができず、実際にクリニックまで行って面談をしました。
チェックインの過程や、実際の施設の様子も見ることができたので、これはこれでよかったかなと思います。
2人目の先生も思ったより若そうでしたが、とても感じの良い先生で気になる点もなかったので、おそらくこの先生で出産時には提出すると思います。

以下、先生の目星をつけるときに考えてたことをまとめておきます。

手続きとして気になっていた点

1.インタビューは必ず必要なのかどうか?

面談は特に必須ではなさそうでした。
同じ都市の違うエリアに住む知り合いは、兄弟の子供が診てもらっている先生にそのままお願いすることに決めていたから面談はしていない、という事で、知り合いが良い先生を知っている場合は特に必要ないのではと思います。

私たちの場合は、同じ地区に周りに小児科に通っている知り合いがいないので、先生の雰囲気だけでも知っておくのが良いだろう、ということで特別な質問やこだわりはなかったものの、『先生の事をしるため』という理由で面談を申し込みました。

2.先生の患者としての事前登録は必要なのかどうか?

小児科の先生が事前登録が必要か否かは出産病院によるようです。
私の病院の場合は、病院専属の小児科医が常駐しているため、病院滞在の間はその小児科医が検診をし、退院後の1~3日以内に希望の小児科へチェックアップに行く、という流れとのことでした。

そのため、出産病院や施設に小児科がない場合は、事前に小児科医を決めて、出産場所へ来てもらう必要があり、事前に登録が必要なのではと思います。このパターンもたまにブログで見かけました。

出産施設のツアーへ行った際に小児科医の有無について確認して、それから面談等を決めてみると、事前登録が必要な場合は面談と登録が一度にすんで良いかもしれません。

3.最初の検診はどのように予約したらよいのか?

私の場合ですが、病院がすべてのデータを希望する小児科医に送信し、その際に何日後に行くべきかを指定されるようです。
予約は別途自分で入れるようですが、この最初の検診に関しては『出産後初めての検診で、必ずこの日に予約するようにと言われた』と伝えれば、絶対に希望日で予約が入るようになっているので心配しないでとのことでした。

4.赤ちゃんの保険は生後すぐ適用されるのか?

保険は生後30日以内であれば、両親の保険がそのまま適用されるとのことで、登録はなるべく生後30日以内に済ませるようにとのことでした。
私たちの保険の場合ですが、生後60日までに登録を済ませると、30日以降の分もさかのぼって保険適用されるとのことです。とはいえ、手続きが面倒になるのは嫌なので、何が何でも30日以内にしようとは思いますが…。

先生を選ぶ際にチェックした点

1.アジア系のバックグラウンドがある先生がよい?

他の人種と、自分たちの子どもで、何か差がある場合、アジア系の血が入ってる方の方がその辺の知識が豊富かもしれない…何なら自身でも違いを感じてたりするのかも??と思ったりしたので、アジア系の方を主に見ていました。
結局、このクリニックではパートタイム(ほかの病院にも行っていて、予約が取りずらい)方しかおらず、2人目の先生はおそらくインド系。
面談の時に夫が何か違いがあるか?(私は欧米で処方される薬が強い事がある事を例に出しながら)と聞いてみたところ、『大体は人種の違いというよりも体重・身長の違いによる差が大きいところがあるので、そこは成長具合によって見るからあまり心配しなくて大丈夫』、『アジア系に限った事でいうと黄疸が出やすいという傾向がある事』という説明を受けました。

2.話しやすさ

1人目の方に比べて2人目の先生が早口のような気がしましたが、終始感じは良く、早口部分は分からなければ聞き返せばよいことにしました(笑)
言語的にハンデがある+いつも使わない用語が出てくるので、聞き返しやすい雰囲気かはすごく必要だと思います。

3.どのくらい出勤しているか

2人目の先生を決めるときに、パートタイムではない人(ある程度予約に空きのある先生)を選択したのですが、結局この先生も週3くらいしかいないようだったので、他の目星をつけていた先生に比べればまだ捕まりやすそうですが、それでも予約取るの難しいかも…
チェーンというか、大きなクリニックの支店みたいなところだと(私がこのパターン)、毎回先生が違うかもしれないことを考慮して、クリニック所属の先生たちの全体的な評価としてどうなのかを見る方が良いのかもしれません。

個人のクリニックなどであれば、毎回同じ先生もしくは限られた数の先生で回しているのではないかなと思いますし、決めた先生が全然捕まらない!なんてことはないような気はします。

4.経験の長さ・子供の有無

どのようなところで勉強して、何年くらい働いているのかは見たのですが、大体アメリカ、テキサスでどの大学が良いとかもわからないので、結局はレビュー頼りになりました。
比較的通うクリニックには若くて経験まだ10年以内の先生が多めでしたが、レビューに関してはどの先生も問題なさそうでした。
また、どのようなアワードを受けているかなども書いてあったのですが、全然どのくらいすごいのかわからないので、きちんと研究されてるんだなあ…くらいで。

また、実際に子育てしている先生の方がわかってもらいやすくていいのかな…というのはちょっと思っていました。とはいえ、それで決める事はないかなと思っていたのですが、結果お願いしようかなと思っている先生は3歳の女児子育て中とのことなので、体験談なども聞けそうです。

クリニックとしてチェックした点

1.いつでも相談できる体制か

何から何まで未知なので、夜に熱が出たとかでもパニックになってしまいそうな気が…。そのため、24時間相談できるといいなと思っていました。
私の通うクリニック系列は、トリアージナースの内線があり、24時間いつでも電話で指示を仰げるとのことで、その点大きなクリニックにするメリットかなと思いました。

2.ほかの所属している先生とのバトンタッチがスムーズか

ここのクリニックは通院記録、予約から支払いまで、ポータルサイトで管理できるようになっているのですが、先生が変更になっても情報にアクセスでき、別の先生での予約も特に問題なくスムーズに行えるとの事でした。
他の地域に引っ越す事になってもおそらくレコードをうつしてもらえるかなと思います。

私のクリニックは自分でポータルを使用している経験からすると、若干まだ使いにくい印象…。こういったシステムを導入しているところを初めて希望する場合だと、実際にどのように使えるのか詳しく聞いてみて、より便利なクリニックに決めるのもありかもしれません。

3.家からどのくらい近いか

多分これは一番どの家庭も重視する点だと思うのですが、やはり最小限の移動で行ける場所、というのが一番の決めてでした。
たまたま私の検診で通うクリニックの小児科が一番近かったのがラッキーでしたが、もしちょっと遠かったらほかのところにしていたと思います。
荒いテキサスの運転…やはりなるべく簡単、早く着けるのは大分重要です^^;

まとめ

小児科医にインタビューして決める、というほかの方のブログを見たときには、何を聞けばいいのか…と、ちょっと不安な部分もありました。

が、相手の先生は勿論何度となくインタビューされてきているので、ある程度の内容は先生の方から話をしてくれます。
インタビューする側として、質問をまとめてあるサイトなどもあったので、目を通したりもしましたが、大体はサイトなどを見ていればクリニックや先生の方針は分かる事が多いですし、個人的にはやはり先生と話しやすいかを確かめるのが一番重要なポイントなのかなと思いました。

また、インタビューに行ったことによって先生からクリニックが用意している冊子をもらうことができ、そちらに生まれてすぐに必要な情報がいろいろ書かれていたので、もし渡されなかった場合は、そういった冊子やサイトがクリニックに用意されていないかを確認してみるのもよさそうです。

気づけばあと約2か月…。
産まれてからパニックにならないように、もらった冊子を何度も読み返して備えたいと思います。