アメリカ不妊治療記

アイルランド⇒アメリカの不妊治療記録。ICSI(体外・顕微授精)PGT-Aで妊娠・出産しました!

(6.11更新) 体外受精を始めるための準備

今週期はお休みのため、特にクリニックに通ったりなどはないのですが、それでもたくさんすることがありました。採卵周期を始める前に、どんな事をする必要があったのかをまとめています。

クリニックへIVFをしたいと意思表明

すでに先生には次はIVFで、と言っていたので、ナースも把握しているかなあと思ったのですが、全くそんな感じではありませんでした。多分一度はそう思っても、途中でやっぱりもう一度IUIにしようかな…とか、今期はお休みしたいな…とか、出てくるからかもしれません。

血液検査の結果を知らされたときに、「生理が来たら電話してください」と言われたので、その時に次はIVFを希望する旨をもう一度電話口のナースへ伝えました。
すると、担当ナースから後日IVFの流れを電話で説明するからといわれました。(電話のナースも私の先生チームの担当なのですが、うちのクリニックは結果を伝える専門、治療方針を伝える専門、その他担当と分かれているようです。)

ProgynyへIVF治療承認の申請

違う保険の方だと、その保険会社との闘いがここで始まるはずです。
きちんと保険を受けるために毎月費用を払っているのだから、何か必要があればすんなり下りてくれればいいのですが、IVFは大変なようですね…。
原因不明かつIUI一度のすぐIVFなので、Progyny担当者は「すぐに申請するわね!」と言ってくれたものの結構不安でした。
開始日も生理が始まる日は結構決まっているので大丈夫だとは思うのですが、気にしちゃうと早く来たり、遅く来たりでApp通りに来ないことがあるのでちょっと心配です。
一応App通りに申請をして、もし万が一数日ズレてしまったらまたすぐに連絡することにしました。

クリニックからざっくりしたIVFスケジュールの説明

最初に受けた電話では、

  • IVFを希望していると聞いたが間違いないか?
  • ショートかアンタゴニスト法をすると思う
  • 生理が規則的なのでピルは使うかどうかわからないので、ドクターに聞いたらまた電話する
  • IVF開始のための承認作業が必要なので、来周期、生理開始時から治療開始予定
  • ファイナンシャルチームや薬剤チームなど、他の部署から次の週より連絡がそれぞれ行く

ということを説明されました。

※後日の電話では、ピルはなしで行きましょう!というだけで、詳細の治療方針の説明はなかったのですが、保険のサイトで調べたらアンタゴニストとショートは同じくくり、日本語で調べても点鼻薬があるかないかくらいの違いしか分からなかったので、生理1日目の時にどっちになるか決まるって感じなのでしょうか…。

後日別件で違うナースから電話が来たので、どのプロトコルなのか聞いてみたのですが、他のナースから連絡させる!といわれて、連絡来てません(笑)
どっちでもやるには変わらないので、どちらの情報も今絶賛読み漁り中です。

先日ナースとのオンラインミーティングの連絡が来た時にもらった資料に、FSH/Antagonist without Birth Control Pills と書いてありました。

IVF内容についてのフォーム(IVF専門機関より)

まず最初に、IVFの内容にかかわる専門機関からフォームが送られてきました。
枚数40枚ほど。
治療に関するところはリスクなども書いてあるので、重点的に読みました😰
日本語でも読む気にならないのに、英語で書かれたものを読むのは気力が必要です。そしてコピペできないのが一番つらい。(いくら自動翻訳が変でも、ちゃちゃっと読めるのはやはり日本語…。)

  • 卵子、胚や精子の凍結場所・凍結の料金
  • 凍結希望するものの種類
  • 離婚や死別の際の凍結したものの処理希望方法
  • 採卵の承認
  • 胚培養の承認
  • アシステッドハッチングの承認
  • ICSIの承認
  • PGT-Aの承認
  • Re-biopsyの承認
  • その他情報共有に関する承認etc.

という感じで承認をしないといけないものが結構あります。
モザイク胚が出た際に再度PGT-Aをするかどうか、というのについてだけ、一度のPGT-Aでもダメージが心配なので、それならお金がかかってももう一度採卵した方がよいのではないか?という話をして、承認しませんでした。
ここの場合は、このフォームで承認をしたからと言って必ずするわけではないようですが、そう書かれていても実際説明なしにされてしまったら嫌なので、念のため。

また、このフォームが最初送られてきたときに、夫の誕生日が間違っていました。その辺、信頼せず毎回ちゃんとチェックが必要そうです😰

外科手術についてのフォーム(クリニック外科センターより)

このフォームがまだ落ち着いてないときに、今度はクリニックの外科部署から電話。
フォームを送るので、メールアドレスを教えてくれとのことでした。
そして送られてきたフォーム。

  • これまでの手術とアレルギーや病歴について
  • 情報共有者と承認
  • 患者の権利と責任について
  • 支払いと保険について
  • Emailでの情報のやり取り内容について
  • Pre-Admissionフォーム(事前入院?申込み)
  • 全て書類を受け取ってちゃんと読みました、という念書(笑)

これまた面倒…。
重い腰をあげて全部記入し、送信。
追加で

  • Race/Ethnicityに関する質問

のフォームが送られてきました。アイルランドもだったと思うけど、必ず聞かれるこの質問。ヒスパニックの血筋かどうか、という質問が人種と別にあって、医療にこの分類が必要なのだと思いますがいつも不思議です。

PharmacyとDay1から始める薬の配達調整

クリニックから、Prescriptionを薬局に出したので、支払いやその他数量制限については、PharmacyとProgynyと直接やりとりしてほしい、と連絡。
Day2の時点ですべてそろっているように気を付けてくださいという旨も書いてありました。
日本だとどうなんでしょう…?病院に行けばその場で薬を用意される、ということしかないので、これは分業制のアメリカだなーという感じ。

薬局とのやり取り

処方箋が出て薬の用意をしています、というお知らせはAppに届いていたのですが、どうやら自己支払いになっている模様だったので、Progynyを通して請求をしてほしい旨をAppからメッセージ送りました(ほかに比べて連絡がめちゃくちゃ楽)。
すると、設定を変更するための質問事項の中に、処方の内容があっているか?ほかに変更はないか?というのがあり、私は処方箋の内容を知らないので確認が必要に…。
その後、ProgynyがIVFの承認をしなかったときのために予備の支払い情報を登録してほしいので電話して、とのメッセージが…。
とりあえずあと1週間待ってみて承認がそれまでに下りてなければ、電話して登録することにしました。

クリニックとのやり取り

直接クリニックから薬局にオーダーされているため、処方箋の内容は患者には届かないので、処方箋の内容を電話で念のため再度確認させてもらいました。
Progynyでは制限をかけているので、最初の1週間に関しては問題ないと思うけど、そのあとにリオーダーする必要があると思うので注意してねと言われました(このあたりも自己管理自己責任)

Progynyとのやり取り

Progynyでは、過剰注文を避けるために、クリニックが処方箋に記載する薬は一度に出してもらえないようなので、そのあたりを担当者に連絡。
現在返信待ちです。

治療内容に関するコンセントフォーム(クリニックより)

新しいフォームがまたもや送られてきました。内容的にはIVFの機関から送られてきたものと似通っている箇所もあったのですが、治療に関するリスクが主に書かれていました。
リスクを承知したうえで、○○先生に私はすべての治療を一任します、というような宣誓書と、各ページに読みましたのイニシャルを付けます。
参考ドキュメント数ページ分もありますが、全部で36ページでした😰

コーディネーターさんとのオンラインミーティング

開始まで2週間を切りました。
ここで、クリニックのコーディネーターさん?(クリニックナースの中でIVF治療の事前サポートをしている方でした)からオンラインミーティングをしましょうと連絡が。来週夫も交えて、一連の流れ、注射や薬についてなどなど詳細を一緒に確認してもらいます。

↓↓↓ コンサルテーションの実際の内容はこちらの記事をどうぞ

IVF周期前のナースコンサルテーション - アメリカ不妊治療記

IVF治療の申請が承認されました!

5月24日に申請して2週間半くらい。
正直もっと時間がかかると思っていたので、うれしい誤算です。お薬も、承認が下りずに始まって、結局自腹になったらどうしよう…とか(実費払いでも1つの薬で$800とかの表示でした…値段はバラバラでもそんな感じで4種類と思ったら…😨)。
これで、一応また各々の請求は気にせずに過ごせます。。
とはいえ、もうIUIの一回目でDeductibleの半分くらい使ってます。
薬代だけですでにリミット行きそうなので、そこからは$7000までは3割負担でよいはず。そこを超えると100%保険が負担してくれるので、そうなったら今年中にほかの検査も行った方が良いかも😅

 

まだまだ連絡来るはずなので、また進展したら追記していきます。

※何気に今週期、休みとは言えちょくちょくメールや生年月日などに関する確認電話がかかってきました。電話嫌いには気が抜けない(笑)