アメリカ不妊治療記

アイルランド⇒アメリカの不妊治療記録。ICSI(体外・顕微授精)PGT-Aで妊娠・出産しました!

夫婦でBreastfeedingクラスを受講

26週 夫婦でBreastfeeding class 授乳クラスに行きました

少しさかのぼりますが、26w4dではじめての両親学級に行きました。
私が出産予定の病院では、提携しているラクテーションサポートセンターがあって、産後もこのセンターのコンサルタントによって病院入院中授乳サポートをしてもらえるようなのですが、ここのコンサルタントが病院で両親学級も行っています。

  • Breastfeeding Basic Class (in person or virtual)
  • Basic Care Class (in person or virtual)
  • Infant CPR
  • Back to Work

など、それぞれの項目に分かれていて、大体2時間半~3時間くらいのクラスになっていました。

受講時期としては、Third trimesterの初期が良いと書かれているのですが、私が20wくらいでそろそろ予約を…とチェックした時にはすでに遅し…。
一番受けたかったベーシックケアとCPRは出産予定日一か月前のクラスしか空いてませんでした。バーチャルはいつでも空きがあるようでしたが、やっぱり対面でベビーの人形を使いながらやった方が現実味あるかなあ…ととりあえず後期の後半に予約を入れました。コンサルタントの方からもし出産が早まったときのためにベーシックケアは早めに受けておいた方が安心なのでバーチャルも先に受けたら?とアドバイスをいただき、そうすることに。

その後、授乳クラスが追加されていたので、今回は早めに…とまだSecond trimesterですが申し込む事にしました。

クラス費用

アメリカでは、有料の講座と無料の講座があるようなのですが、私の場合は病院が開催している「その病院で出産予定の人のための」講座になっていたので、無料でした。
有料のクラスを受けた方のブログを見ると、大体何回かのクラスのセット受講になっていて、より時間をかけて実践的な印象でした。

また、ラクテーションサポートセンターへ直接申し込むこともできたので、その場合は病院で出産予定じゃなくても参加できました。
その場合でも保険が使えるので、無料とのこと。
※そのため、私は追加で受ける事にしたオンラインクラスは病院からは重複申し込みになってできないので直接保険を使って申し込むように言われたのですが、どちらにせよ無料とのことでした。

有料の方が多い、という情報も見たのですが、意外に保険を使って受けれるクラスもあるのでは?と思うので、ぜひ病院、クリニック、保険会社など、問い合わせしてみるとお近くの無料のクラスが見つかるかもしれません。

クラス参加者

授乳クラスだと女性だけというところもたまにあるようなのですが、私が参加したクラスはパートナーも参加推奨でした。
なので、7組の参加者がいましたが、一人の方を除きほぼ全組パートナーと一緒でした。

最初に自己紹介があり、ほぼ皆さんThird trimesterだったので、4月ー5月の出産予定日の方が多かったのですが、1組2週間後が予定日という方がいました(笑)
他のクラスは予定日約3週間~1か月前に参加するので体調どうかな~とか不安に思っていた私。勇気づけられました(笑)

クラスの内容

流れは以下のような感じでした。

  • 簡単な自己紹介
  • 授乳をサポートする機関について紹介
  • 授乳はどのように機能しているか
  • いつ授乳をするか
  • ミルクが足りてるかの確認方法
  • ラッチとポジショニングについて
  • おっぱいのケア方法
  • 授乳期のお母さんのライフスタイルアドバイス

自己紹介あるかな…と身構えていたものの、やっぱりあって冷や汗が…;
夫はこういう時私にやらせるのでw(というのもあるけど、やっぱり妊婦からパートナーを紹介する人ばかりだった)、「私は○○です。こっちは夫の○○です。女の子を出産予定で、第一子で、予定日は○○です。」という簡単な自己紹介をしました。

それ以外は特に質問される等もなく、リラックスして話を聞けたので良かったです。
講座の途中途中で質問があったり、疑問に思った人は自由に発言していました。
2時間半の予定でしたが、2時間で終了。
途中一度休憩もはさみましたが、何分と決まっているわけでなく、皆がそろったら再開、という感じ、講義中もトイレなど必要があれば自由に立ってね、と言われてたのでそわそわせずに済みました(妊婦にはこれ大事ですよね笑)

クラスを受けてみて

私がBreastfeedingクラスを受けようと思ったのが、割と最近出産をした友達が「授乳に一番苦労した。いざとなるとやり方があっているのか全然わからなかった」と言っていたのがきっかけ。
確かに、イメージとしては持っているけど、どうやって赤ちゃんを支えたらいいのか、飲めてるかどうかどうやったらわかるのか、何が必要なのか…とか、事前に知っておかないと戸惑いそう。
インターネットで今は色んな情報を見れるので、その辺はリサーチするだけでも十分なのかもしれませんが、夫と一緒に効率よく情報を仕入れられるクラスはやっぱり受けてよかったと思いました。夫自身も帰りに、クラスためになったね、と言ってました。

特に、

  • ミルクの状態は時期によって変わる事ー初乳はよく聞いた事がありましたが、完全にMature Milkになっても、Foremilk(水っぽいミルクーのどの渇きを潤す)と授乳数分後に出てくるHindmilk(より脂肪分がおおく、赤ちゃんを落ち着ける効果があり、成長に大事)があるというのは知りませんでした。初乳は胎便の排出の他、免疫を提供し、体内をコーティングして外から体内に入る病原体から守ってくれる。
  • 最初に1日8回の授乳することの理由ー赤ちゃんの胃の大きさと一度に飲める量の可視化から、大体イメージがわいた
  • お腹すいたのサインー泣いたら時すでに遅し(笑)
  • 産まれてすぐ2時間のぱっちりタイムから、その後24時間のお眠タイムがあるーお眠タイムも3時間ごとの授乳を続けること
  • 赤ちゃんの抱き方と、赤ちゃんが飲みやすいおっぱいのつかみ方
  • うまくくわえられている状態の様子(飲むときの音、口元の見え方など)
  • いつおっぱいを外すかーアクティブに吸わなくなったら小指を差し込むなどして外し、げっぷがでるか体勢を変えてみて、次にもう片方を念のため吸わせる(もう片方は吸っても吸わなくてもOK)
  • おすすめの授乳クッション(Boppyが定番なのですが、丸みのある部分に新生児が落ち込みやすいので、それよりもこっちの方がいいとのこと)
  • 女の子特有の症状ー3日目くらいまでの間におむつにちょっと血がつくかもしれない事
  • おしゃぶりの使用開始推奨時期

などなど、一応本を読んだり、Youtube見たりで少しは情報を入れていったのですが、それでも新しく得られる情報がありました。

他の方も結構ぎりぎりで来ていたので、授乳クラスはもうちょっと出産間近でもよかったのかも…とも思いましたが、今のうちから復習しながらよりイメージを膨らませておこうと思います。