保険を使い搾乳機(Breast pump)を注文する流れ
アメリカでは保険を使うと無料もしくは低価格で搾乳機が手に入ります。
知り合いからSpectraのS1とS2が家にあるからあげようか?と言われたのですが、とりあえず自分でもリサーチして使いやすそうなものを頼んでみることにしました。
(もし自分が頼んだものが合わなかったり使えなかった場合は、その方のSpectraを試しに使わせてもらえるなら尚安心…!)
出産前にはお試しができないし、使ってみるまで自分に合うかどうかもわからないので、買うとなるとかなり迷うところですが、無料で貰えるとなれば話は別。
とはいえ、リサーチは結構時間がかかりました。
YouTubeなどで品名を入れてはレビューをチェックする日々…。
注文は簡単なので戸惑いポイントはそこまでなかったのですが、私の場合の搾乳機決定から受け取るまでの体験談を参考までにまとめます!
保険で搾乳機がもらえるかチェックしてみる
私はAetnaを使っているので、「how to get a breast pump through Aetna」とまずGoogleで検索してみました。
すると、まず広告を挟んで最初の方にAetnaの公式ページで『Breast pump coverage and breastfeeding』というリンクが出てきたので、そちらをチェック ↓↓
Breast Pump & Breastfeeding Insurance Coverage & Resources | Aetna
※他の保険会社でも同様の検索で、保険会社の公式の説明ページが出てくるかと思います。
ページの説明によると、提携している医療機器サプライヤーからの注文はコストがかからず(もしくは割引で)搾乳機を手に入れられるとありました。
サプライヤーのリストにはリンクがあり、そちらをチェックするとかなりの数があります。
★Aetnaが提携するサプライヤーリスト
ありすぎてどこがいいのか迷ったのですが、私はどの搾乳機がいいかYouTubeで調査していたときに割とよく目にした+評判の良かったaeroflowという会社が運営しているサイトにしました。
リストを見ていると、搾乳機以外の取り扱い商品についても一覧になっているので、他にも何か医療機器でいるものがある場合だと、その機器の取り扱いがある会社を選ぶと便利かもしれません。
サイトで商品を注文する流れ
保険と提携しているサイトから希望商品を探す
私の使用したaeroflowのサイトはこちらです。
他のサイトでは保険会社とお住まいの州を入れるだけで、保険適用の商品がわかるサイトもありますが、こちらの場合は最初に保険番号まで入れて情報を送信します。
すると30分くらいで保険が使えるお知らせと、使うためのアクセス先URLがメールで送られてきました。
リンク先からすぐに注文しないとダメなのかな?と思ったのですが、その際パスワードを設定するので、まだじっくり悩みたい場合でも後からアカウントにログインすれば大丈夫でした。
他のサイトでも一応商品をチェック!
実はこのサイトに登録する前に3つくらいほかのサイトもチェックしていました。
というのも、まだ決めてないのに最初に保険情報を全部提出することにためらいがあり、州と保険だけでどの商品が適用されるか見れるサイトの方が良かったからです。
プラスで結局サイトによって同じ商品でもパッケージの内容が異なっていたり、こちらにはあるけどそちらにはない、みたいな商品もあったりします。
なので、いろいろなサイトでチェックしてからの方が、ある程度希望も定まりやすいかと思います。
どうやって商品を決めたか
YouTubeに商品名を入れて出てくるレビューを見まくりました。
搾乳機のエキスパートのチャンネルもあったので、そちらも参考になりました。
私の場合、初めての出産育児で、母乳量もわからないしどれだけ使うかわからない…というのがあり、『サクションが強すぎる(痛い)』というレビューがある商品は除外しました。変わりに、マッサージ機能があり、『マッサージモードでも十分搾乳ができた。もっと強いものが必要な場合は、通常の搾乳モードが5段階ある』みたいな書き込みがあるものをメインに絞っていきました。
最初はMotif Lunaが使いやすそうでほぼそれに決まりかけてたんですが(というか、なんといってもデザインが一番好きだったw)、上記のYouTubeチャンネルで最近のアップデートがダウングレードになっているというのを見て、もう一度考える事に。
※とはいえ、一度も使ったことがない人ならわからない程度の変化らしいので、選択肢には残ってました
その後、他に比べるとレビューは少ないものの、
- デザイン的にもコンパクトで使い勝手がよさそう
- レビューは全般的に好印象
- Stimulation, Expressionの他に、2-Phaseモードという赤ちゃんのランダムな吸いつきを再現したモードがある
- バッテリー内臓なので、常に電源に差しておく必要がない
- パッケージに必要そうなものが全部含まれている
- 保険で追加料金なしで注文できる
という点から、Zomee z2というモデルに決めました。
何見ても同じに見えてくるので、悩む時間が無駄だな…と思われる場合は、Redditなどでもよく名前が挙がっていてたくさんの人が使っている、Spectra、Medela、Ameda Myaあたりの中で選ぶと無難かもしれません。
商品が決まり次第、注文をする
注文については何も複雑なことはないので割愛します。
ただ、他のサイトについては分からないのですが、aeroflowの場合、Beast pumpの選択の次自動的にlumbar support(骨盤ベルト的なやつ)のサイズ選択の画面が表示されました。
金額も表示にならなかったので、これも保険適用なんだー…と思ってサイズを選択し、一緒にカートに入れて注文しました。(通常販売価格は$99…!高っ笑)
これが後々ちょっとだけ面倒になったので、aeroflowもしくはその他サイトでの注文時に、搾乳機以外にも注文カートに入ってる方ちょっと注意です。
注文完了メールを受け取る(注意点あり)
すぐに、Thank you メールが届き、発送次第トラッキングナンバーが送られることが記載されていて、すぐに届きそうだなーと思っていました。
というか、搾乳機だけであれば本当にこの後何もすることなく届いたはずです。
搾乳機以外が入っていたために起きたちょっとした面倒
そう、私は注文に骨盤ベルトも入れていました…。
次の日に「処方箋の追加提出が必要です」というメールが届きました。
最初は(なんだよ~、販売会社が直接クリニックに連絡して処方箋やり取りをするから後は発送待つだけって書いてたのに~…)と思ったんですが、ふと、あれ?もしかして搾乳機だけだったら必要ないんじゃ?と思い、自分のアカウントにログインしてみました。
すると、やはり搾乳機はapproved になっていて、骨盤ベルトだけはpendingに。
いや、骨盤ベルト持ってるしそれならいらないわ!と思い、骨盤ベルトだけキャンセルしてほしい旨をメール。
ただ、処方箋をもらうと言っても、ダウンロードした用紙に自分の情報を書き込み、必要な商品にチェックを入れて、ドクターにサインもらうだけなので、全然簡単です。
とはいえ、アポイントまでまだ2週間弱あるので、なんか忘れそうだなーというのもあり、いちいち気にするのも面倒くさいのでキャンセルの方が楽だと思ってそうしました。
これから注文する方、特にもらってももらわなくてもどちらでもいいかな~くらいであれば、搾乳機だけにしておく方が早いです(笑)
商品到着
キャンセルの連絡から4-5日くらいして、無事受け取りができました。
受け取った荷物は思ったより重い…
それもそのはず。
ミルクを保存するためのバッグが2箱入っていて、それが重かったです。
なので、搾乳機自体はすごく軽いものでした。
含まれていたのは、
★Zomee z2本体とその備品
★追加のボトル4本とアイスパック2つが入った保冷バッグ
★搾乳後の保存バッグ(150バッグ×2箱)
★搾乳機や保冷バッグを持ち運ぶ用のトートバッグ
(一枚目の背景に移っている黒いバッグです)
今は搾乳してみれないので、電源を入れてボタンの確認をしただけですが、ボタンなども多くないので、わかりやすそうです。
まとめ
保険の情報さえサイトで入れてしまえば、その後の注文自体はかなり簡単です。
他の商品と同時に注文するときだけ、追加の面倒が発生する可能性がありますのでご注意を。
活躍機会がどれだけあるかまだ分かりませんが、出産後使用してみたらレビューを書きたいと思います!