アメリカ不妊治療記

ICSI(体外・顕微授精)PGT-Aで妊娠・出産⇒第二子不妊治療

29w1d 妊娠糖尿病の診断が下りました

朝一で知らない番号からの着信。
大体はスパムコールなんですが、血液検査結果の事もあったので出てみるとなんと日本語。
どうやらクリニックのナースが通訳サービスを使ってかけてきてくれたらしい…!
保険や病院などでは自分の言語を選択するようになっているので、日本語を選択しているのですが、今まで一度も日本語で電話があったことはありませんでした。
(というか、普通はこちらから通訳をお願いしない限り、英語でやり取りになると思います)
ちょっと感動(笑)

とはいえ、勿論内容は感動できるものではなく、

「残念ながら、前回のテストはパスしませんでした」

という出だし。もうナースから電話と言われた時点でそう思ったけど。

糖尿病と診断されても、病院やクリニックによって対応は様々なようなので、私の場合に出された指示をシェアしたいと思います。

受け取った資料

まず、電話が終わったら以下の資料を受け取りました

  • 糖尿病患者の健康的なスナック例
  • 色々な食材のCarbohydrateの計算リスト
  • 食事&血糖値ジャーナル
  • オンラインクラスのconsent form
  • オンラインクラスのリンク

やる事

  1. 1週間以内にオンラインクラスを視聴し、コンセントフォームを返信
  2. 処方された血糖値計測器と備品を薬局に取りに行く
  3. 1回目の期限までにジャーナルの記録を開始。
  4. 朝の空腹時、朝食・昼食・夕食後それぞれ2時間後の計4回の血糖値計測
  5. 月曜日と木曜日の2回、ナースにそれまでの食事&血糖値を報告する

目標値

毎日のCarbohydrateの範囲はCHO10-12または、147-183g

目標血糖値は

空腹時ー95
各食事2時間後ー120

今の1日やってみたところ超えてはおらずですが食後2時間値が110~120の間だったりと、ちょっと心配な値ではありました。
他の方のジャーナル見てても、2時間後に90台に戻っている場合が多かったり、普通だともっと低く落ち着くんだな…と思ったら、やっぱり私のインスリンは全然足りないのか…。

血糖値測定器の使い方

グルコーステストの末、妊娠糖尿病診断で渡された機械

渡されたのが、

  • ランセット用ペンと測定器のセット(ONETOUCH)
  • ストリップ(測定器に差し込んで血を吸い取るやつ)
  • ランセット針

の3つ。

Aetnaの保険が効くので、測定器は$0.01とほぼ0円でした。
その他の備品が保険効いてもちょっと高くて$20くらい払ったのですが…。

  1. ランセットペンに針をセット
  2. 測定器にストリップをセット
  3. ランセットペンのリリースボタンを押して指先の側面を刺す
  4. 血がちょっと丸く溜まるように押しだす
  5. ストリップ部分に血を吸わせる
  6. 測定される

と一度やると結構そのあとはパパっとできました。

とはいえ、IVFでお腹に注射を刺しまくってたのを考えれば何ともない!と思ってたんですが、痛いもんは痛かったです(笑)
なので、ボタン押したくないなーとは思いながらやってます。

処方された機械はBluetoothでAppと同期できたので、いちいち記録せずともあとから一覧も見れて便利です。

オンラインクラス内容

色々とあったのですが、

  • 分割食(3回の食事+2回のスナック)
  • 夜は8時間以上間隔を空けない
  • 砂糖やはちみつは追加しない(基本的に食材に入っているものだけで)
  • Naked carb(炭水化物単体の食事)をしない
  • ミルクは毎食1杯だけにする
  • フルーツは1-3サービングに限定すること
  • スイーツやデザートは厳しく制限
  • シュガーフリー商品には気を付ける
  • 運動は最低でも30分のウォーキングを週に3-4回

このあたりが肝かなと思いました。

分割食が何気に厄介で、私の場合今まで10時に朝ごはん、13時ころ昼、17時に夜ご飯だったのですが、夜は23時頃~朝8時半くらいまで寝ているという生活を送ってきていたのでw、8時間以上空けないというのもあって生活リズムが全く変わりました(笑)

今は、

6:50 起床 (血糖値1回目)
7:00 朝食
10:00 スナック1
13:00 昼食
16:00 スナック2
19:00 夕食
23:00 ベッドタイムスナック

としています…。
ただ、23時に食べてすぐ寝ると胃もたれする気がするので、頑張って0時まで起きているのですが、睡眠がすごく短くなった気がして(7時間弱は寝れてるのに笑)、昼間も昼寝したら血糖値下がらなそうだし…とか、なかなか気が抜けずにいます。

 

自分が気づいてなかったら赤ちゃんにももっと影響あったかも…と思うと、診断されてよかったなと思いますが、やはり糖尿病でないことに越したことはない…。
これからグルコーステストに挑まれる方は、パスすることを祈っています。
もし、引っかかってしまった方…いらっしゃったら一緒に頑張りましょう!