アメリカ不妊治療記

アイルランド⇒アメリカの不妊治療記録。ICSI(体外・顕微授精)PGT-Aで妊娠・出産しました!

32w3d 検診~今までの医療費の謎が明らかに

今回の検診は久々のドクター。
痔との闘いは激しくなるばかりでしたが、それ以外は一向に何もコメントの来ない妊娠糖尿病のログについてのドクターの見解だけ聞ければ…と、わりとリラックス状態で待合室で待ってました。

すると、呼ばれたのはいつものナースとは着ているものが違う女性。

こんな人もいたのか?と思ってついていくと、体重も図られず個室に通されました。

あれ?と思っていたら、
「私から今日ファイナンスについてお話することになっているの」と。

出産の費用??と思っていたら、そうではなく今まで保険が100%カバーしてくれているんだ…と思っていた毎回の妊婦検診代。
ここにきて後払いだと知らされる…(苦笑)

話の内容はこんな感じでした

請求は3種類

ドクターにかかる費用

まずはこの日説明されたドクターの費用
これには、毎回の妊婦検診、出産のときの対応、処置、産後1回の検診が含まれている。
今までたまに費用が発生していたのですが、それはラボの検査のお金とウルトラサウンドの代金のみらしい。
私はてっきり『通常の検診時は請求がない=保険がベーシックな検診はカバーしてくれるんだ!』と思い、とんでも能天気な勘違いをしておりました(笑)

この検診や分娩時などのドクター費用は、経腟分娩と帝王切開で数百ドル料金が違うものの、大体どちらも4300~4600ドルくらい。
ここに保険の上限額が適用され、その金額の自己負担分15%で約400ドルが支払いになるとのこと。
※まだ3000ドルのディダクティブルに1000ドルほど達していないものの、産後1回の事後請求のために、病院の請求が先に行われるため、病院の代金の方が高く請求時には15%負担になっているだろうと予測しての請求額。

この500ドルを分割して、次回から毎回81ドルほどを分割請求する予定だったようですが、私たちがHSAアカウントを持っているのを確認すると、36週の時に一括でHSAアカウントのカードで支払いをするということになりました。

出産で病院に払う費用

夫が、病院代は大体いくらになるか予想できますか?と聞いたところ、おそらく3000~4000ドルくらいじゃないかとのこと。
1000ドルのディダクティブル支払いがあったとしても、15%支払いでこの金額だと保険適用前の元の請求額予想は15,000ドル(単純1ドル100円計算で150万…!)
アメリカの相場で200万くらいと聞いていたので、その噂は本当だった事に…。

麻酔科関連に支払う費用

私は無痛分娩も希望しているので、麻酔科医代もしっかりかかってきます。
予想では300~500くらいかな~とか思ってるけどどうなんでしょう。

実際にかかる金額は…

とりあえず今まで聞いた話で換算すると、最低でも4~5000ドルが普通に何事もなく妊娠生活を送った人が出産までにかかる費用になることに。
そして私の場合、その他のMFMスペシャリストへの通院費用が約1000ドルだったので、トータルで6000ドル予想です。100%カバーになるまであと1000ドルってところ(笑)

ここにベビーが生まれてからの検診なりワクチンなりの金額が重なっていくので、今年はMax outしそうです。

 

と、こんな感じでいきなりファイナンスの話をぶち込まれたのでした(笑)
夫がambushされた気分…と言ってましたが、まさにそれ;
実際にいくらかかったのかはまた出産後にまとめてシェアしようと思います。

定期検診はいつもよりサクッと終わった感じでしたが、

  • 妊娠糖尿病のログの数値的に問題がないので、特に追加の検査や予定日に影響があるとは思わない
  • 便秘が辛すぎたらmiraLAXを飲んだらよいかも(毎日でも大丈夫だけど、できれば特につらい日だけ。あとは通常のStool softnerで。)
  • 痔のクリームは毎日数回塗っていても問題ないので続けてOK
  • エピを使うのは賛成。リスクとしては不調を訴える人もいるけど、実際お産自体がかなり負担のかかることなので、必ずしもエピが原因といえるわけではない時もある。
  • 会陰切開は昔はひどく割けるのを予防できると言われていたけれど、案外裂け難いもので、逆に切れ目を入れたことによって裂けてしまいやすい状況になる。なので、最初から切開することは予定していない。裂けたり切開の必要があると、お産以上に痛みを感じる人もいるので、そういう点でもエピがあると安心。

といった点を確認できました。

心音確認はいつもながら元気に動いていて、ドクターに右わき腹ばかり蹴られていることを伝えると、左側に背中があって丁度そちらに足を延ばしてる、頭は今すでに下にあるはずよ、と即答されました。

36週のウルトラサウンドでもう少し大きさや位置はしっかり確認できるはずですが、今の子宮の大きさからしても大きすぎるということはなさそうとのことでちょっと安心。

まだ34週も迎えてませんが、今から36週のウルトラサウンドが楽しみです。